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* お馬さんとの戯れ 番外編・北海道牧場見学記 2004.7.1

Noricha's Vacation in Hokkaido 6月末より1週間ほど、梅雨まっさかりの関西を抜け出し、北の大地へ放牧に出ていました。さらっとした空気、生い茂る緑、美味しい食べ物、そしてお馬さん探訪とローカル競馬。今回はそんな北海道での出来事についてあれこれかこうと思います。

<7月1日AM:社台スタリオンステーション>
新千歳空港から車で約30分、目的地はかの社台スタリオンステーション。車中から広大な牧草地で馬や牛がのんびり草を食んでいる風景が見え始めた途端、ワーワー言うワタシ。こんなんで社台にいったらどんなんやん、と思いながら、しばし北海道の大自然を満喫しておりました。
そうするうちに社台スタリオンに到着。思ったよりもずっと自然の中にあり、人も全くいない状態。しかも見学時間はまだなのに、馬が放牧されている?・・・と気になりながらも、レストハウスに向かう。あれこれお土産を物色していると(ローズバドの限定ストラップはもちろん購入!)、ショップのおねえさんが社台写真集の撮影のことやジャンポケのやんちゃぶりのことなど、いろんな話を聞かせてくれました(貴重なお話ありがとうございました)。で、途中でおねえさんが「あ、あそこに寝転がってるのトウカイテイオーよ」と指さした方向にはさっき見たお馬さん・・・テイオーなのか!!この日は涼しいので早めに放牧されている、との情報を聞き、すぐに外へ飛びだしました。
まずはテイオー。ゴロゴロしっぱなしで、キレイなお顔が台無し。そのとなりにいくとシンボリクリスエスがゆっくりとお散歩。相変わらずカッコいいなぁ。その奥の方にはクロフネとゴールドアリュール。遠すぎてみえないよう(泣)。
アグネスタキオンの放牧地がまだ空だったので、さらに奥に進むとタニノギムレットが見学地の間近でボーっとたっていました。ねむそうなんだけど、アブがうっとうしいのか、時々しっぽを振っている。競馬場では鋭い末脚で追い込んできてた馬が今はこんなにのんびりすごしてるのか、と考えてたら、タキオンがスタッフに引かれて放牧地を駆け回り始めました。その馬体は太陽があたってとてもキラキラしてキレイでした。
で、1番奥をみるとナリタトップロードが首をだしてタキオンの方をじーっとみつめてる。相変わらず素朴な目をしてるよなぁ。トップロードは割と頻繁に動きまわっているのだけど、お気に入りの場所なのか、放牧地の一角にすぐに戻ってきて夢中で草を食む。こんな彼等の動き、しぐさなど、見ていて全然飽きなかったです。風でざわつく木々の音、鳥の声、草の匂い、ゆっくり流れる時間・・・たっぷりと堪能できました。

Maquereau<7月1日PM:ノーザンホースパーク>
社台見学後はノーザンホースパークに直行。レストラン「ノーザンテースト」で食事をしたり、馬車にのって1周したり、吉田善哉氏の銅像前で写真を撮ったりしたあと、厩舎へ向かいました。
ポニーをはじめ、いろんな種類の馬が間近でみられ、嬉しさ半分怖さ半分でドキドキ。奥に進んでいくとクラフトマンシップやアドマイヤカイザー、はたまた橋口馬のフェリシタルなど、活躍馬を発見したときにはもう!!クラフトマンシップは美しく、アドマイヤカイザーはかっこよく、フェリシタルはボーっとみえました(笑)。
ふとみると、厩舎群の外に小さな放牧地があり1頭ずつ顔を出していました。近づくとそこにはトウカイポイントが!うおー。そのとなりにはステージチャンプが!うおー・・・もうここまで来ると“はしゃぐ”を通り越してしまいました。
トウカイポイントは元々セン馬なこともあり気性が荒そうやなぁ、と一緒に収まった写真をみるとへっぴり腰になっている意気地なしなワタシ。ステージチャンプも同様、近寄ることができず、おそるおそる記念撮影。でも黒鹿毛の馬体はピカピカで、どこか遠くを眺めている姿はカッコよかったです。
そして今回の旅でその後も語られる度NO.1だったのが、マックロウ。ご存知ベガの全弟で京都記念勝ち。種牡馬は引退したんやねぇ、と思いながら眺めていたら、やたら顔を寄せてくる。ほんの少し、鼻づらをなでてみると気持ちよさそうな顔をしてくれる・・・ああ感激。こうなるともう、この場から離れられず、終始マックロウと戯れてました。その間、となりのステージチャンプも顔を向けてきたので、じゃあちょいと、と触ろうとするとやっぱり拒否される始末(泣)。こんなことを繰り返しながら、随分長く居座ってしまいました。
こんなに近くで馬を見たり、触ったりするのは競馬観戦を含めても初めての経験で、もう嬉しくて嬉しくて、初心に返っておおはしゃぎしてしまいました。そしてまた北海道に来たら、遊んでくれた(?)彼等に会いにこよう、そのときまで頑張ろう、そう強く思った1日でした。

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